【055】渋柿の新規加工技術による中山間地域の農業の6次産業化
河野 源 農水省「令和元年度食料・農業・農村白書」の第3章第2節「中山間地域の農業の振興」には、中山間地域とは山間地域及びその周辺の地域を示す概念であり、中山間地域の総土地面積は日本全体の約70%(27,409千ha)を占め、農地面積と農業産出額は共に全国の約40%を占めていると記載されて
河野 源 農水省「令和元年度食料・農業・農村白書」の第3章第2節「中山間地域の農業の振興」には、中山間地域とは山間地域及びその周辺の地域を示す概念であり、中山間地域の総土地面積は日本全体の約70%(27,409千ha)を占め、農地面積と農業産出額は共に全国の約40%を占めていると記載されて
東京大学大学院水の中でも強力な接着力を発揮する接着剤を開発した。【本技術の概要】 東京大学大学院工学系研究科の江島広貴准教授らのグループは、水中でも接着強度10MPaを超える超高強度水中接着剤の開発に成功した。一般的な接着剤は、水中で接着強度が大幅に低下することは良く知られてい
東京大学大学院堅い材料で自己修復する画期的な材料として、新たな樹脂ガラスを開発した。【本技術の概要】 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻の相田卓三教授と柳沢佑研究員らの研究グループは、自己修復機能を備えた樹脂ガラス(ポリエーテルチオ尿素)を開発した。これまで、ゴムなどの
佐藤 優 1.はじめに サステナブル・カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー・バイオやバイオテクノロジー・SDGs等々最近は多くの環境に関する言葉を耳にします。そのような言葉だけが独り歩きしているようにも感じるのは私だけではないと思います。生まれては消えて行く新しい言葉の意味を正し
武内 章 食の安全安心の確保は国民全体の関心事である。同時に食品製造業、飲食店等食品に携わる事業者にとって、必ず達成しなければならない使命でもある。食品に携わる事業者にとっての悪夢の一つに集団食中毒の発生がある。事業に起因する場で集団食中毒を発生させると、被害者に対する責任が発生する同時に
Nanotech Energy2020年、Nanotech Energyは含有率95%の還元型単層グラフェンの製造プロセスを確立し、高性能リチウムイオンバッテリーの量産に目途を付けたと見られる。【本技術の概要】 ナノテクエナジー社は、高エネルギー密度とサイクル寿命を維持しながら
合同会社エープラスエイ遠隔同士でも直接触れ合う感覚が楽しめるコミュニケーション愛玩ロボットが製品化された。【本技術の概要】 同社は、モノに触った感覚(触覚)とモノを掴む力を感じる感覚(力覚)の2つの感覚をデジタル化するリアルハプティクス技術をペットロボットに活用し、遠隔でもス
小林 幸博 アンモニア業界を取り巻く環境は一昨年から今年にかけて激変しました。その発端は2020年10月の菅元首相の所信表明演説で打ち上げた「カーボンニュートラル宣言」と、その2ヶ月後の12月に当時の経産省諮問機関・総合エネルギー調査会の基本政策分科会から提案されたアンモニアと水素のエネル
新光電子株式会社はかり分野を専門とする新光電子は、触れることでしかわからなかった「やわらかさ」を誰でも簡単に操作でき、数値化するセンサーを開発した。【本技術の概要】 はかり分野の専門メーカーである新光電子株式会社は、これまで曖昧だったモノのやわらかさという感覚を簡単に数値化でき
物質・材料研究機構(NIMS)NIMSは、ソフトバンクと共同で、現行のリチウムイオン電池(LiB)の重量エネルギー密度の約2倍となる500Wh/kg級リチウム空気電池を開発し、室温での充放電反応を実現した。エネルギー密度ならびにサイクル数の観点で世界最高レベルであり、5~10年後の実用化を目指す