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【041】化学企業の研究開発におけるIT活用

三戸 邦郎 1.はじめに近年ITの発展は目覚ましく、私たちの社会生活における時間、空間に大きな変化をもたらしており、IoT及びビッグデータ、AIといった技術革新が世の中の仕組みを大きく変える第4次産業革命と言われる流れが起こっている。特に、昨今のAIに対する期待感は大きく増すばかりで、各企業はこ

【040】パワーエレクトロニクス技術の根幹は

池防 泰裕 現在パワーエレクロニクス技術は、我々の生活に必要不可欠な基盤技術となっています。では「パワーエレクトロニクス技術とはどのような技術ですか?」と尋ねると、皆さんはどう答えるでしょうか。きっと人それぞれ様々な答えが返ってくるものと予想されます。これはパワーエレクロニクス技術が基盤技術の

36 高圧回路基板のリークに関するコンサルティング

 精密機器メーカーJ社の事業部では、開発中の装置の高圧回路基板に発生する課題があり、その原因がつかめず対応に苦慮していた。そこで、社内の経験が不足していることもあり、IBLCに課題解決のアドバイスを求めた。<実施内容> IBLCでは、高圧回路に関して実践経験を有する専門家を選び、月1回のペース

【039】情報通信技術の進展とIT部門

大村 清 クラウド,モバイル、ビッグデータ、IoTは既に利用可能な技術として普及し、機械学習をベースとした AI(人工知能)が身近なものになりつつある。本稿では、このような著しい情報通信技術の進展がIT部門の業務にどのように影響するかを検討する。1.IT部門の業務IT部門の業務は一般に次の

35 バイオ事業領域における事業展開に向けたアドバイス

 化学メーカーS社の事業企画部では、自社が保有する様々な技術を複合化することで、新規事業の創出を目指しており、その中で、重点領域の一つであるバイオ事業領域において具体的な事業戦略立案を検討していたが、想定しているターゲット分野に関する内部の知見が不足していることもあり、IBLCに専門家視点によるアド

34 自動車用機能性材料の技術動向と今後の方向に関する調査

 素材メーカーH社の事業企画部では、中期重点領域である自動車分野において、新たな事業創出が課題となっていた。そこで、自社の素材が活かせる機能性材料のいくつかに注目し、IBLCに技術動向と市場性について調査を依頼した。<実施内容> IBLCでは、機能性材料に長年携わった専門家数名と、自動車関連メ

【038】ディジタル機器の高速化・高信頼化の鍵「アナログ技術」

斉藤 成一 アナログ技術との出会い今から40年以上前、大学を卒業して企業でプラント制御用コンピュータを開発する部署に配属された頃、世の中はアナログからディジタルに大きく変化していた。すでにアナログコンピュータは消えて現在のフォンノイマン型ディジタルコンピュータになり、制御システムは周辺機器も含め

33 自社開発技術における競合技術とのベンチマーク

大手素材メーカーG社では、同社研究所で開発している技術に関して、各技術の業界における位置付けや競争力を把握するために自社内で評価を行っているが、新たな視点や客観的な見方を加えるためにIBLCに評価を依頼した。<実施内容>IBLCでは本プロジェクトを実施するにあたり、業界出身者の専門家(5名)で

32 医療機器分野における開発テーマ・事業創出の支援

大手機械メーカーF社では、新規事業創出が重要課題となっており、将来の有望領域として市場成長が期待される医療機器分野に注目し、本分野における新規開発テーマの創出を図りたいと考え、IBLCに依頼した。<実施内容>IBLCでは医療機器を含めたライフサイエンス分野において事業経験がある専門家5名で専門

【037】EVブームは本物か

大橋 信一 最近「EV」という文字を新聞でよく見かけるようになった。EVとは言わずと知れた電気自動車(Electric Vehicle)である。特に中国では国家をあげて注力していくことが報じられている。中国の大気汚染対策が目的である。国際エネルギー機関(IEA)の世界のEVとプラグインハイブリッ

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