精密機器メーカーＪ社の事業部では、開発中の装置の高圧回路基板に発生する課題があり、その原因がつかめず対応に苦慮していた。そこで、社内の経験が不足していることもあり、IBLCに課題解決のアドバイスを求めた。
＜実施内容＞
IBLCでは、高圧回路に関して実践経験を有する専門家を選び、月1回のペースでJ社の事業部を訪問し、技術担当者とディスカッションを行なった。各回で検討状況をヒアリングし、原因の推測を行い、検証のための実験装置と回路についてアドバイスを行った。これにより、いくつかの原因が次第に判明し、半年後には、それらの対策が講じられて、当初の問題は解消される見通しを得た。
＜成果＞
J社では基板材料と構造の変更を行い、これが次期装置の設計に活かされた。