化学メーカーS社の事業企画部では、自社が保有する様々な技術を複合化することで、新規事業の創出を目指しており、その中で、重点領域の一つであるバイオ事業領域において具体的な事業戦略立案を検討していたが、想定しているターゲット分野に関する内部の知見が不足していることもあり、IBLCに専門家視点によるアドバイスを求めた。
<実施内容>
IBLCでは、ターゲット分野の事業経験を有する専門家と、その周辺技術に詳しい専門家でチームを組み、S社がこれまで検討してきた内容についてヒアリングするとともに、S社が知りたいと考えていた以下の内容についてS社メンバーとのディスカッションを通じてアドバイスを行った。(期間3カ月で5回実施)
・ターゲット分野のキーとなる技術の現状と課題
・自社保有技術とのシナジー
・競合技術/ビジネスとの優位性
・事業展開する上での課題、市場参入障壁
・想定されるビジネスモデル、有望な共同開発候補先/提携先
<成果>
S社ではターゲット分野の専門家によるアドバイスを受けて、自社技術が活かせる当該事業の方向性を確認するとともに、事業戦略の立案を行った。