実施例

33 自社開発技術における競合技術とのベンチマーク

大手素材メーカーG社では、同社研究所で開発している技術に関して、各技術の業界における位置付けや競争力を把握するために自社内で評価を行っているが、新たな視点や客観的な見方を加えるためにIBLCに評価を依頼した。

<実施内容>
IBLCでは本プロジェクトを実施するにあたり、業界出身者の専門家(5名)で評価チームを構成し、それぞれの知見を活かして、対象技術(5件)の評価を実施した。
1. G社研究者へのヒアリングや発表文献等で対象技術を把握する。
2. 公開情報及び業界関係者へのヒアリングを行い、対象技術の関連プレイヤーや競合技術を調査する。
3. 比較対象技術を抽出するとともに評価の判断材料を整理し、評価分析を行う。その中で特に将来有望と思われる技術を抽出する。
4. 評価分析結果をまとめ、G社メンバーへ報告するとともに、今後の方向性についてディスカッションを行う。

<成果>
G社では外部専門家の視点や客観的な評価を得ることで、現在開発している技術の業界での位置付けや競争力を確認把握することができた。そこから、どのテーマに力をかけていくべきか、どれはあきらめるべきか、今後の開発や事業の方向性のヒントを見出すことができた。

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