実施例

23 自動運転社会における開発テーマの探索・検討

自動車関連メーカーW社のR&D企画部では、将来の自動運転が普及したとき、新たにどういう課題(ニーズ)が生じるか、そのため開発テーマとして何を検討しておかなければならないか、自社内で検討する中、自社の見方だけではなく、もっと広い視点からヒントを探るため、様々な業界経験者を多数抱えるIBLCに検討を依頼した。

実施内容
IBLCでは、W社の意向により、自動車業界以外の業界出身者で、自動車および周辺分野に関心の高い専門家8名を選定し、W社の担当者数名と数回にわたりブレインストーミングを行い、自動運転カーのさまざまな利用シーンと、想定される課題を多数抽出した。その結果を基に、自動運転カーの利用方法とライフスタイル、新たなビジネスモデル、自動運転時代の社会変化など、ユーザの視点で課題を整理・分析し、そのために必要な開発テーマをいくつか提案・報告した。

成果
W社では、車から見る視点だけではなく、外部の様々な視点を取り込むことで、広く検討するためのヒントを得ることができた。さらに、その中から幾つかの有望なテーマについて検討し、中期的テーマの選定を行った。

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