実施例

28 新規に開発した透明樹脂の用途開拓

大手ケミカルメーカーB社の事業開発部では、自社開発した透明で耐熱性が高く、溶剤溶解性に優れた新規樹脂の用途開拓および事業展開を検討する中で、ある特定分野での試行を進めて来たが、さらに展開可能性を拡げるために外部の知見を活用し用途の可能性を拡げるため、IBLCに相談・依頼した。

実施内容
IBLCでは、材料系の専門家とユーザーサイド(自動車、エレクトロニクス、医療機器など)の専門家の5名で専門家チームを構成し、本樹脂の特徴の抽出と強みを検討した上で、用途展開可能な分野として4分野を選定し、各分野の専門家も加え、24件の用途提案を行った。
この結果をもとにB社メンバーとディスカッションを行い、B社の関心の高いテーマを5件選定し、競合技術との優位性、当該市場の将来性、ターゲット顧客などについて深掘調査を行い、B社に報告した。

成果
B社の事業開発部では、この検討結果をもとに、具体的に1つのテーマを取り上げ、市場に展開するための戦略策定を行い、サンプルワークを行っている。

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