素材メーカーN社では、自社のコア技術の一つであるフッ素系樹脂の新たな素材開発のため、国内の大学・研究機関との共同研究先を模索していた。
実施内容
IBLCでは、樹脂の専門家が、本分野の研究・技術開発状況を調査するともに、その技術の主要カテゴリーごとに関連する研究を行っている国内の大学・研究機関の研究者を調査・抽出した。調査報告書では、フッ素樹脂に関する技術動向の詳細、および、N社の依頼目的に適した推奨研究者の研究内容や特徴、出典などを記載・報告した。
成果
N社では、本調査によってフッ素樹脂に関連する最近の研究動向を把握するとともに、共同研究候補先を検討し、絞り込んだ上でコンタクトすることになった。
外部連携先の調査および産学連携支援の事例
有機エレクトロニクス、生分解性プラスチック、水熱合成法、防菌防カビ剤、味覚や嗜好、天然物からの有用成分の抽出技術、ポリマーアロイ、放熱基板材料、有機薄膜太陽電池、ナノインプリンティング技術、感性・感応解析、エマージングウイルス、バイオインフォマティクス、睡眠障害、金属錯体触媒、診断医療用センサー技術、熱分解性樹脂、生理活性物質の評価、高感度検出技術、有害物質除去装置、自然言語処理技術