有望技術紹介

46 薄板金属精密加工による特殊形状部品

株式会社最上インクス
薄板金属の精密加工を伴う試作を得意とし、図面を作る前のイメージ段階、解析結果や経験を踏まえた形状提案、接合技術や組立技術を使っての複合品の提供等も行い、難しい注文にも対応できる。

【本技術の概要】
当社は、69年続く金属プレス加工を手掛けてきた実績から20年前に試作を事業化し、試作特有の開発フェーズに対応できる人材、設備、開発システムを作り上げ、多くの開発案件に携わってきた。たとえば、量産まで時間がない短納期案件や開発上流のモックアップでは同じ形状でも求める精度が違うことも多々ある。当社は数量や精度により作り方を変え、納期や予算に合った工法を提案できるところに強みを持っている。

金型はカセットシステムを保有しており、金型コアの部分のみを作製することで、必要最小限のイニシャルと日程で対応できる。また、当社所有の汎用型で対応できる形状であれば金型費用なしで開発コストを削減することも可能である。下記に加工例を示す。

さまざまなヒートシンク加工の例

【本技術の特徴】
① 金属プレス加工・板金加工・樹脂成形・接合・組立を社内一貫で設計~加工まで対応可能
② 試作実績:2,971件/年(2019年度)
③ 試作対応数量:1ヶ~10,000個
④ 対応サイズ:2×2mm~500×500㎜程度 
⑤ 厚みt0.05~t2.0 (セパレータはt0.1~)
⑥ 精度±0.05
⑦ 納期:1週間~4週間程度

【本技術の応用事例・想定用途】

⑴ 金属+樹脂成形の加工技術を使ってのコネクタ丸ごと製作
⑵ 設計支援の設計開発(設計+部品作製+接合で複合品の作製)

PDFのダウンロード(詳細説明と問合せ先)

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