有望技術紹介

34 特許調査を助けるAIソフト

株式会社AI Samurai
大阪大学発のベンチャー企業「AI Samurai」は、特許審査ソフトにAIを搭載した「AI Samurai®」を開発した。

【本技術の概要】
「発明内容」を文章で入力すると、AIによる類似文献評価を行い、高速で国際特許分類(I PC)を認定。最も類似する文献5件を抽出、類似度の高さをA〜Dの4段階で評価し、5つの類似文献を並べたクレームチャートを自動で生成する。ユーザーの特許調査の負担を大幅に削減する世界唯一の特許判定シミュレーションシステムといわれている。

【本技術の特徴】

 特許審査では大量のデータを処理するため解析と判定には、人・物・場所といった多様な情報のつながりを表現可能なグラフマイニング機能に加え言語解析技術を活用している。発明文章を入力するとAI検索サーバーでは、自然言語処理により検索文章を解析し、特許庁からダウンロードした特許データベースから受け取った解析済み特許データ中の近似分権を検索。調査結果を表示する。
① 先行技術調査:
② 特許侵害調査:
③ 無効資料調査:
④ 知財戦略マップ:
⑤ 調査履歴一覧:
⑥ ユーザー管理:

【本技術の応用事例・想定用途】

「JEITAベンチャー賞」受賞(2019年3月) 2019年3月には(株)AI Samuraiは製品の機能や事業性が評価され、一般社団法人電子情報技術産業協会 (JEITA)が主催する「JEITAベンチャー賞」に選出された。

本技術と企業の説明PDFのダウンロード

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