有望技術紹介

10 モアレを活用しモノの変形を2μmの精度で検出

4Dセンサー株式会社
変位と歪の分布や3次元形状を画素の密度と分解能で解析する簡便な技術を実用化した。

4Dセンサー株式会社は、和歌山大学での研究成果をもとに2012年に設立されたベンチャー企業。高速・高精度な形状・変形計測装置を開発・製造・販売する。変位と歪の分布や3次元形状を画素の密度と分解能で解析する独自の技術を実用化した。

【本技術の特徴】
変形を計測する場合は測りたい対象に縦横2µmの格子シートを貼り付けて1~100fpsで撮影するだけで、変位と歪の分布が画素の密度と分解能で解析ができる。規則正しい繰り返し模様を重ね合わせた際に発生するモアレを活用している。形状を測りたい場合は測りたい対象に格子を投影する。測定領域はカメラの撮影可能な縦横範囲で、カスタマイズも可能。

【本技術の応用事例・想定用途】
電子部品、材料・素材の検査およびインフラ構造物計測などの市場など広く展開を図る。

本技術と企業の説明PDFのダウンロード

関連記事

TOP