CONTENTSコンテンツ

75 生体導電粘着剤による柔軟電極シート

大阪大学 産業科学研究所生体に接触するウエアラブルセンサー用の柔軟電極シートの導電粘着剤を開発した。違和感・装着感のない柔軟性を備えた生体センサとして活用できる。【本技術の概要】これまでの脳波計では頭に装着する部分に櫛型電極を用いているため、違和感や長期装着による痛みが生じてい

74 微細パターンが可能な低誘電感光性樹脂

昭和電工マテリアルズ株式会社5G向けに低伝送損失を特徴とする感光性樹脂で絶縁材料を開発した。L/S=5µm/5µmの超微細な絶縁パターン形成も実現した。【本技術の概要】これまでセンサー基板といった電子部品では、感光性ポリイミド樹脂が部品内の層間絶縁膜として多く採用されてきた。こ

73 温度を下げる熱量効果を示すフェリ磁性酸化物

京都大学化学研究所 元素科学国際研究センター京都大学等の研究チームは、ペロブスカイト構造のフェリ磁性酸化物が磁場と圧力で、相転移を生じ、その際に温度を下げる熱量効果を示すことを発見した。【本技術の概要】京都大学化学研究所の元素科学国際研究センターの島川研究室は、日本原子力研究開

72 迅速微生物検査を実現する光濃縮システム

株式会社村田製作所素早く高感度に細菌などの微生物検査を行うことができる「光濃縮システムを使った迅速微生物検査装置」を大阪府立大学と共同開発した。【本技術の概要】食品業界では、食中毒の予防、食品の衛生管理、品質・安全性評価、食規格・基準の判定など、細菌検査を実施する局面が多くあ

71 熱中症を事前に感知する専用ウエア

東レ株式会社熱中症を事前に防止するため、東レ、NTT、ゴールドウインの3社は、心拍数、加速度と温湿度を計測するセンサーを搭載した専用ウェアを製品化した【本技術の概要】近年の温暖化による暑さ対策として、炎天下や空調が届かない環境で活動する人の身体負担を把握したいという要望は益々高

70 注射剤用途のドラッグデリバリーシステム

旭化成株式会社注射剤用途に適したドラッグデリバリーシステム(DDS)向けの「ヒアルロン酸ナノゲル」の工業的製造技術が確立され、サンプルを提供ができるようになった。【本技術の概要】中外製薬が開発した「ヒアルロン酸ナノゲル」技術は、旭化成が専用実施権を得て、この度、工業的製造技術を

69 インフレータブル構造を実現する三軸織物

サカセ・アドテック株式会社力を加えずに膨らんで元に戻る三軸織物の技術を活用した人工衛星用アンテナ材料で世界シェア60%を獲得している。単純な織物構造ではあるが、これからその応用範囲は広い。【本技術の概要】宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2022年度打ち上げを予定する技術実証衛

68 自然光を用いるカラー多重ホログラフィー

情報通信研究機構(NICT)カラーフィルタが不要で、1回の撮影により自然光による立体物をマルチカラーのホログラムとしてセンシングできるシステムを開発した。【本技術の概要】国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、学校法人桐蔭学園桐

67 体温で自己粘着するシート

三井化学株式会社ヒトの体温を感知して、接着剤を使わなくても粘着力を発現する体温感知自己粘着シートを開発した。【本技術の概要】三井化学株式会社は、ヒトの体温を感知して、自己粘着を発現する体温感知自己粘着シートを開発した。シート自体が持つ自己粘着性のため、糊を使用することなく、シー

66 貴金属を使わないアンモニア合成触媒

東京工業大学アンモニアの人工合成反応でルテニウムなどの貴金属を使わず、窒化ランタン(LaN)表面の窒素空孔を反応場として利用する高い合成活性を持つ触媒を開発した。【本技術の概要】東京工業大学元素戦略研究センターの細野秀雄栄誉教授、同センターの叶天南(Tian-Nan Ye)特任

TOP