【054】 SDGs目標12:つくる責任 つかう責任
佐藤 優 1.はじめに サステナブル・カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー・バイオやバイオテクノロジー・SDGs等々最近は多くの環境に関する言葉を耳にします。そのような言葉だけが独り歩きしているようにも感じるのは私だけではないと思います。生まれては消えて行く新しい言葉の意味を正し
佐藤 優 1.はじめに サステナブル・カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー・バイオやバイオテクノロジー・SDGs等々最近は多くの環境に関する言葉を耳にします。そのような言葉だけが独り歩きしているようにも感じるのは私だけではないと思います。生まれては消えて行く新しい言葉の意味を正し
武内 章 食の安全安心の確保は国民全体の関心事である。同時に食品製造業、飲食店等食品に携わる事業者にとって、必ず達成しなければならない使命でもある。食品に携わる事業者にとっての悪夢の一つに集団食中毒の発生がある。事業に起因する場で集団食中毒を発生させると、被害者に対する責任が発生する同時に
小林 幸博 アンモニア業界を取り巻く環境は一昨年から今年にかけて激変しました。その発端は2020年10月の菅元首相の所信表明演説で打ち上げた「カーボンニュートラル宣言」と、その2ヶ月後の12月に当時の経産省諮問機関・総合エネルギー調査会の基本政策分科会から提案されたアンモニアと水素のエネル
坂本 安広 特許の価値を否定する人はいないが、保有する特許をどれだけ活用できているかについては課題が多い。もしかしたら、特許が負の資産になっていないだろうか。今回は一歩踏み出して『訴訟の準備のススメ』を提案したいと思う。今まで思い悩んでいた人の肩の荷を少しでも軽くすることができれば幸いであ
大村 清 1. Society 5.0 “Society 5.0”は、2016年1月22日に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」の「第2章 未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創出の取組」のなかで、世界に先駆けた「超スマート社会」として提言されている(※1)。これまでの情報社会(S
兼子 隆雄 1. はじめに 自給率の低さや、化石燃料に依存したエネルギーシステムを抱える我が国では、国の経済のためにも、地球温暖化を防ぐためにも、エネルギー問題の解決が必要不可欠です。そして解決策となりえるのが「再生可能エネルギー」です。2012年のFIT制度施行以来、徐々に再生可能エネルギ
高橋 亮 農林水産省は5月、農業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」(みどり戦略)を策定。2050年までに農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現や、化学農薬使用量(リスク換算)の50%低減、耕地面積に占める有機農業の取り組み面積を25%(100万
柿谷 均 2019年の暮れ、中国湖北省武漢市に端を発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、翌2020年にはまたたく間に全世界に広がり、人類がかつて経験したことのないパンデミックが今もなお続いている。その一方でまったく新しいタイプのワクチンがわずか一年足らずのうちに開発された。これ
西村 尉辞 カーボンニュートラルの実現に向け、電気自動車の普及が急速に進展しています。現在の重要課題は、走行距離とコスト。そしてこの課題解決には、主要部品である蓄電池の更なる開発が必要です。現在はリチウムイオン電池が主体で研究開発は継続されていますが、安全性については輸送において危険物指定され
神藤 富雄 2021年3月5日、ホンダは新型レジェンドに世界初の自動運転レベル3のトラフィックジャムパイロットを搭載し、市場投入しました。これは、自動運転のレベルを従来のドライバーによる監視からシステムによる監視へと考え方を大きく進めた最初の市販車であり、これにより世界各国の自動車メーカーの自