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52 赤外光から水素を生成できる光触媒

京都大学:波長1,100nmの赤外光における外部量子効率3.8%という世界最高の効率で赤外光から水素を生成できる光触媒の開発に成功した。【本技術の概要】 京都大学化学研究所・坂本雅典准教授、寺西利治同教授、廉孜超・日本学術振興会特別研究員、豊田工業大学・山方啓准教授、関西学院大学・玉井

【042】 光技術と共にあゆむ

細美 哲雄 1. はじめに古来情報の伝達には火が使われていた。烽火や松明での情報の伝達は、最も古い光技術の源ではないかと思う。その後電球の発明まで長い間火は人類が扱う唯一の光源であった。1960年代になりレーザ・LEDが発明され輝度の大きな光源が出来たことにより、光学機器の小型化、軽量化が可能

51 リサイクルCFを用いたCFRP自動車シャーシの試作

名古屋大学:/span>航空機CFRP廃材や自動車の水素タンク廃材からCarbon Fiberを回収し、低コストで熱可塑性CFRPを得るための実証研究の成果として、リサイクルCFを用いた自動車用シャーシが試作された。【本技術の概要】 軽く、強く、耐久性に優れた複合材料である炭素繊維強化

50 圧力損失を大幅に削減した、配管継手を開発

株式会社 オンダ製作所:住宅用給排水配管の継手の新構造Revosを開発し、圧力損失を1/14と格段に小さくすることに成功した。ポンプの負荷を低減する省エネ効果も実現した。【本技術の概要】 個人住宅や集合住宅では、給水・給湯などの配管で継手が多く使用されている。従来の内径シール構造の継手

49 第5のがん治療法、中性子捕捉療法(BNCT)の進展

東京工業大学 化学生命科学研究所中性子線照射で、がん細胞を選択的に殺す中性子捕捉療法(BNCT)に用いる、格段に効果的な薬剤を発見した。この治療法によりマウスの皮下腫瘍をほぼ消失させることに成功した。【本技術の概要】東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の野本貴大助教と

48 長寿命と高トルク化を両立した超音波モータ

株式会社Piezo Sonic圧電セラミックを駆動源とした長寿命でかつ高トルク化を両立した超音波モータを開発した。小型・軽量非磁性などの特性を活かし、ロボットのアクチュエータ、高度な医療機器(MRI)など、高機能化が求められる各分野での採用が期待される。【本技術の概要】 超音波モータ(ピ

47 テフロン加工に替わるPTFE無電解ニッケルめっき

秋田化学工業株式会社従来のテフロン加工に比べて潤滑性、撥水性、耐摩耗性、非接着性に優れたPTFE無電解ニッケルめっきの表面処理技術を確立した。半導体前工程の排気ラインの内側にこのコートを適用することで、汚染の軽減が実現され、安定した生産ラインの構築に貢献している。【本技術の概要】 PTF

46 薄板金属精密加工による特殊形状部品

株式会社最上インクス薄板金属の精密加工を伴う試作を得意とし、図面を作る前のイメージ段階、解析結果や経験を踏まえた形状提案、接合技術や組立技術を使っての複合品の提供等も行い、難しい注文にも対応できる。【本技術の概要】 当社は、69年続く金属プレス加工を手掛けてきた実績から20年前に試作を事

45 小径パイプ内面の非破壊粗さ測定

二九精密機械工業株式会社これまで不可能だった非破壊での小径パイプ内面の粗さ測定を可能とした。医療機器や科学分析装置の品質向上、工程改善に大きな寄与が期待される。【本技術の概要】医療、分析分野で用いられる小径パイプ(内径φ1.5mm以下)においては、内面の粗さは分析結果に影響を与え

44 近接容量イメージセンサーによる電子回路検査

オー・エイチ・ティー株式会社東北大学と共同で近接容量イメージセンサーを開発した。さらに、このセンサーを応用してプリント配線板などの欠陥箇所可視化する検査システムを開発した。【本技術の概要】 オー・エイチ・ティー株式会社は、東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻・未来科学技術共同研究

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