61 導波路型合波器とメガネディスプレイ
福井大学:RGBのレーザー光3本を1本のビームにまとめる導波路型デバイスを開発した。これによりレーザー走査型ディスプレイの小型化に成功し、さらにメガネ型ディスプレイへの応用を目指している。【本技術の概要】福井大学産学官連携本部の勝山教授と中尾教授は、RGBのレーザー光を一本の光
福井大学:RGBのレーザー光3本を1本のビームにまとめる導波路型デバイスを開発した。これによりレーザー走査型ディスプレイの小型化に成功し、さらにメガネ型ディスプレイへの応用を目指している。【本技術の概要】福井大学産学官連携本部の勝山教授と中尾教授は、RGBのレーザー光を一本の光
神藤 富雄 2021年3月5日、ホンダは新型レジェンドに世界初の自動運転レベル3のトラフィックジャムパイロットを搭載し、市場投入しました。これは、自動運転のレベルを従来のドライバーによる監視からシステムによる監視へと考え方を大きく進めた最初の市販車であり、これにより世界各国の自動車メーカーの自
東北大学:心肺停止時の脳保護に有効な生体深部温度を簡便、低侵襲で観測する生体温度センシングの要素技術を確立した。【本技術の概要】 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の大橋昌立氏(当時、大学院修士課程)と寺門信明助教、高橋儀宏准教授、藤原 巧教授らは、独立行政法人国立病院機構
早稲田大学:高分子ナノシートの柔軟性と密着性を活用して、直接皮膚に貼り付け、体温・血圧などの生体情報を収集するウェアラブルデバイスを開発した。【本技術の概要】早稲田大学リサーチイノベーションセンターの研究グループは、高分子ナノシートの柔軟性と密着性を利用し、熱処理を用いない手法
株式会社oneA:首もとに付けるだけで、気道内で発生する呼吸音から睡眠中の呼吸の状態を測定するウェアラブルデバイス『Sleeim(スリーム)』を開発、商品化した。【本技術の概要】睡眠中にいびき、無呼吸となるいわゆる閉塞性睡眠時無呼吸(OSAHS)の推定患者数は国内で約200万人以上と
風神 裕 1.衛星通信と光通信 1973年4月に三菱電機に入社、2009年3月に退職するまでの36年間、開発・プロジェクトマネージメント・営業・標準化活動と、職種は異なりましたが、一貫して宇宙開発に携わってきました。 最初に担当したのが実験用中容量通信衛星CS(“さくら”77年打上げ)。そ
弘前大学大:揮発性有機化合物(VOC)の吸着材料やガス分離材料への利用が期待できる結晶性材料を開発した。【本技術の概要】弘前大学大学院理工学研究科の太田俊助教は、結晶状態を保ちながら、極性小分子の可逆な吸着と脱離を実現する結晶性材料を開発した。応用展開としては、揮発性有機化合物
ポリプラスチックス株式会社:ガラス繊維などのフィラーが入った樹脂材料を他の樹脂材料と強固に接合することができる新技術を開発した。【本技術の概要】ポリプラスチックス(株)は、従来、困難であった異なる樹脂材料同士の接合を可能にする新技術「AKI-Lock(Advanced Knit
産業技術総合研究所:30~50℃の温度範囲で、透明と白濁に切り替わり、全透過率も制御できるPNLC(液晶複合材料)を開発した。【本技術の概要】 単に温度によって白濁化させ不透明状態とするのは、入射光を透過側に散乱(前方散乱)させることにより実現できるが、全透過率を下げることはで
望月 晃 磁性の世界で長年研究開発してきた者として、これからの低炭素化時代における磁性材料の重要性に改めて目を向けてみた。1. 磁石とその応用磁石の発見と方位磁石としての利用が、人類が最初に記録された磁性材料の応用である。人工的な磁石材料の発明とその後の発展には、日本の研究者の寄与が大