【024】自動車の暴走事故について思うこと
井田 浩三自動車の暴走事故について思うこと 最近の社会現象の一つに、車の暴走事故があげられる。運転者は必ずしも高齢者に限られるわけではないが、それでも高齢者のケースが多い。この背景には人口構成が高齢化にシフトしている他に車造りにおける偏った性能至上主義、行政を含め社会そのものがその変化に対応
井田 浩三自動車の暴走事故について思うこと 最近の社会現象の一つに、車の暴走事故があげられる。運転者は必ずしも高齢者に限られるわけではないが、それでも高齢者のケースが多い。この背景には人口構成が高齢化にシフトしている他に車造りにおける偏った性能至上主義、行政を含め社会そのものがその変化に対応
江本 三男イスラムとハラール認証について近年、中東の国々でイスラムの武装勢力の活動が大いに話題になっているが、イスラム世界に特有な認証制度といえば、ハラール認証である。全世界のイスラム教徒の人口は、2020年には、世界人口の1/4を占めるといわれており、日本でもオリンピックに向けて年々イスラ
小野 耕三建設機械におけるICT化の現状 私が建設機械メーカに40年近く在籍していたが、その間の技術者として脂の乗り切った時期に、建設機械のICT化に取り組んでいたことがあった。始めた当時は8ビットマイコンが世に出たばかりで、今なら1枚の小さな電子基板で可能な機能を、小型冷蔵庫くらいの筐体を
森田 敬愛水素エネルギーの過去・現在・未来「水素エネルギー」と一口に言っても様々な形態があるが、ここでは私が関わってきた燃料電池の話を中心に、自分がどの様に燃料電池に関わり、燃料電池開発がどの様に変遷してきたか、今後水素エネルギーがどうあるべきか、などについて私見を述べてみたい。大学時代
渡邉 喜夫企業責任と技術者倫理 耐震ゴム、ディーゼルエンジン、杭打ち工事のデータ改ざんのニュースが、ここのところ続いている。少し前では、食肉偽装や賞味期限不適切表示事件などが思い浮ぶ。コンプライアンスという言葉が、日常的に使われるようになった昨今でも何も変わっていないように思われるのは、わた
隅田 憲武循環型社会のプラスチック再利用技術「循環型社会の構築」「資源循環」といった環境問題に係わるフレーズを頻繁に耳にするようになって久しいが、ひところに比べてインパクトが小さくなった感がある。モノづくりを生業としておられる方々からすると、自社製品を使用されるユーザが、特段の我慢を強いられ
樫原 潤三新たな産業育成のプロジェクトとは;欧米に学ぶ1.研究開発と事業化促進プロセスわが国における基礎研究段階/応用研究段階/商品化・事業化段階などそれぞれの段階における連携活動は、大まかに次のように分けることができる。段 階特徴連携の形態期待される成果①研究
吉見 久情報システムの導入方法を改善し企業体質を強化する企業における情報システムには製品へ組み込むソフトウェアや業務遂行に必要なアプリケーションなど様々なものがありますが、戦略的投資対象でも定型業務などの経費対象システムもこの数十年間で企業経営には欠かせないものになりました。質問ですが、
中根 堯医療費抑制対策としての「電子カルテシステム」と「健康手帳」平成25年度の医療費総額は約39兆円で、同年度の一般会計予算95.9兆円の1割強に及ぶ約11兆円が国費負担分(さらに別途約5兆円が地方負担分)として支出されている。このように我が国の医療費は、少子高齢化の進捗とともにGDP増加
草野 裕志いつの間にか“持続可能性”という言葉が頻繁に目につくようになってきている。私が学校で学んだ頃には全く使わなかった言葉であり、何となく“放っておけば消滅してしまう”ことを想起させる、多少不気味な言葉であると私には感じられる。持続可能性と言う言葉が広く認知されるようになったのは、僅か30年