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【064】 社会課題を起点とした、新規事業の創出に向けて(後篇)

みなみ なおこ 前回は、「地域共創型アプローチ」が、社会課題を起点にスモールビジネスを生み出す手法であることを解説しました。 今回は、具体的にどのように課題テーマを設定し、地域と連携しながら取り組み、事業へとつなげていくのか、実際の事例をもとにご紹介します。<1> 地域共創型アプロ

【063】 社会課題を起点とした、新規事業の創出に向けて(前篇)

みなみ なおこ 近年、企業には社会課題の解決への貢献が強く求められており、各社はビジネスとして新たな価値創造の手法を模索しています。多くの企業は、社会課題をテーマにした事業に取り組んでいますが、マクロ的な視点が中心です。社会課題を起点に「新しい市場」を生み出すには、もう一つ大切な視点があり

第四回 <研究成果をいかに事業につなげていくか> _後編     

「研究成果をいかに事業化へつなげるか」をテーマにした座談会の後半です。前半では、多彩なバックグラウンドを持つ参加者が集い、技術や市場の目利き、事業化を進める際のスピード感、さらに研究開発と事業部門の役割について活発に意見が交わされました。議論の中では、顧客の隠れた課題をいか

第四回 <研究成果をいかに事業につなげていくか> _前編     

国居:今日は事業部出身の皆さんから、事業部目線でお話し頂くという趣旨です。エレクトロニクス分野からソニー出身の中本さん、材料メーカからAGC出身の笠井さんと日立化成出身の中村さんに、いろいろな意見を出して頂きたいと思います。今回は特に研究開発成果をいかに事業につなげるかに絞ってお

111 モーターの高度な制御を容易に

丸文株式会社:モーターで高度な制御を行うためには、アルゴリズムの開発とソフト開発・検証が大変であったが、Analog Devices社のモーション制御システムを活用することで効率的な開発が可能となる。【本技術の概要】 モーターに高度な制御性を持たせるには、「静音」「低消費電力」

110 ミノムシ繊維の実用化

興和株式会社:ミノムシが吐く糸を使った繊維素材 MINOLON(ミノロン)を世界で初めて製品化した。MINOLONはクモの糸を凌駕するほど硬くて粘り強く、構造材料として理想的な外力への応答性を示す。【本技術の概要】 興和株式会社は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機

108 曲がるタンデム型太陽電池でEVを試作

株式会社PXP:ペロブスカイトとCIS太陽電池のタンデム構造で「曲がる太陽電池」を作成、変換効率26.5%を達成し、これを搭載したEV三輪車の実証実験を行った。【本技術の概要】 PXPは2020年設立の光電変換素子に特化したベンチャー企業。ペロブスカイト/カルコパイライトのタン

第三回 <新規テーマの創出について>      

新田:今回は、「新規テーマの創出について」ですが、一般的には顧客や営業の要望に応じて開発することが多いです。しかし、そうすると既存の枠内にとどまり、開発しても利益率はあまり変わりません。一方で、日米の比較を見ても、新しいビジネスモデルやプラットフォームを作ることで、より高い利益率を生み出し

第二回 <研究開発の生産性向上>      

新田: 今回のテーマは、研究開発の生産性向上についてです。よく言われるのは、日本の研究開発プロセスの効率化が国際的に遅れているということです。デジタル化が進んでいないとか、CSRやSDGsの取り組みが増えて、研究に集中する時間が取れないという話もありますね。さらに、限られたリソース

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